Advertisements


随心学


 その後、急激な円高や貿易摩擦の激化などによって輸出が停滞すると、自動車?エレクトロニクスなど、わが国の代表的なハイテク輸出産業も、貿易摩擦をやわらげるために欧米へも進出し、現地生産化に拍車がかかった。そして、1980年代後半には主要産業の海外進出にともない国内の産業活動、特に製造業が衰退し、国内産業の空洞化が叫ばれるまでになったのである。