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随心学


 地球にはおよそ500万から1000万種の生物がいると推定されるが、2000年までにその約一割に当たる30万から100万種が絶滅すると予測されている。野生生物は学術価値のほかにも、食料、工業製品や医薬品等の原料となり、品種改良や遺伝子資源となる。しかし、それよりも重要なことは生物種の減少が地球の生態系に与える影響がまだ何もわかっていないことにある。そのためにも、自然をそのままの姿で残す「ナショナル-トラスト」運動が重視されねばならないだろう。