アメリカのニューヨークにある国連こくれんに、1954年ねんに日本人にっぽんじんが贈おくった「平和へいわの鐘かね」があります。愛媛県えひめけんの男性だんせいが世界せかいの硬貨こうかを溶とかしてつくりました。毎年まいとし、国連こくれんの会議かいぎが始はじまる前まえにこの鐘かねを鳴ならす式しきがあります。

来週らいしゅうから会議かいぎが始はじまります。13日にち、国連こくれんのグテーレス事務総長じむそうちょうや日本にっぽんの大使たいし、鐘かねを贈おくった男性だんせいの家族かぞくなどが出でて、式しきを行おこないました。

グテーレス事務総長じむそうちょうは「平和へいわは、政府せいふや国くにのリーダーだけでつくるものではありません。世界せかいのみんなが頑張がんばる必要ひつようがあります」と言いいました。そして静しずかに鐘かねを鳴ならしました。

鐘かねが置おいてある日本にほん庭園ていえんでは、日本にっぽんから来きた人ひとなどが木きを切きってきれいにしました。庭にわをつくった人ひとは「庭にわをきれいにして毎年まいとし鐘かねを鳴ならして、平和へいわを祈いのりたいです」と話はなしました。

在美国纽约的联合国，有1954年日本人民赠送的“和平钟”。 一位来自爱媛县的男子从世界各地熔化硬币来制造它们。 每年在联合国会议开始之前都会举行敲响钟声的仪式。

会议将于下周开始。 13日，联合国秘书长古特雷斯、日本大使和送钟者家属出席仪式。

古特雷斯秘书长说：“和平不是由政府和国家领导人单独创造的，世界上每个人都需要努力工作。 并悄悄地按响了铃声。

在放置铃铛的日本花园里，来自日本的人们砍伐树木来清洁它们。 创建花园的人说：“我想每年打扫花园并敲钟以祈求和平。