アジアで、日本が国際連盟を脱退して国際的に孤立す
アジアで、日本が国際連盟を脱退して国際的に孤立する一方、共産主義国家として国力を強めたソ連が国際連盟に加入し、国際社会で大きな役割を担うようになっていた。日本は、人民戦線結成などに現れた国際共産主義の動きに対抗して、軍部の主導で、1936年、広田内閣が防共を旗印として日独防共協定を結び、翌年イタリアもこれに参加し、日?独?伊3国間に枢軸関係が成立した(日独伊三国防共協定)。この年イタリアも国際連盟を脱退し、ここに日本?ドイツ?イタリアの枢軸陣営と、イギリス?アメリカ?フランスの自由主義陣営、および共産主義国のソ連という三つの勢力の対立が次第に表面化していった。
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