国文学の研究もこの時代から始まった。まず、
国文学の研究もこの時代から始まった。まず、戸田茂睡(1629~1706)は和歌に使えない言葉が中世以来定められていることの無意味さと、俗語を用いることの正当さを説いた。『万葉集』を研究した契沖(1640~1701)は、茂睡の説の正しさを多くの実例によって説明し、『万葉代匠記』を著わして、和歌を道徳的に解釈しようとする従来の説を排した。また北村季吟(1624~1705)は『源氏物語』や『枕草子』を研究して、作者本来の意図を知ろうとした。これらの古典研究は古代精神の探求に進み、のち国学として成長することになる。
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