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夏目漱石は、日本の近代化が「外発的」なもの

夏目漱石は、日本の近代化が「外発的」なもので、人々の生活や社会の現実に根づいていないと考えた。そして外からの圧力に左右される「他人本位」の生き方ではなく、自己の内面に根ざす「自己本位」の生き方を求めた。かれのいう「自己本位」とは、他者を犠牲にするエゴイズム(利己主義)とは異なり、他者の生き方を尊重しながらも、同時に自分の個性を発揮し、他者とは違う自己の生き方を確立しようとするものであった。漱石は、『私の個人主義』において、この「自己本位」の立場を個人主義とも呼んでいる。漱石の求めた自己の確立は困難なものであった。『こころ』や『道草』など多くの小説にその苦悩を表現した漱石は、晩年、我執を去り自然の道に拠ることで自由を得ようとする、則天去私の境地にいたった。
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